二代目奮闘伝

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クラフトマン (茨城県古河市) 小野裕司社長

2009年9月10日

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 シリーズ【二代目の苦悩】

電機メーカー社員から突然の経営者への転進

クラフトマン(茨城県古河市)
小野裕司社長(61)

大学を卒業後、電機メーカーに勤務して順調にサラリーマンとしての人生を歩んでいたクラフトマン(茨城県古河市)の小野裕司社長。地元で不動産業を営む実家からの呼び出しで大きく人生が変わることになる。

急病で倒れた父から事業承継

茨城県、埼玉県、栃木県で新築事業を展開し年間12億円の売上を上げるクラフトマン(茨城県古河市)。母体となる小野不動産建築は昭和6年創業の地元老舗不動産会社で、小野裕司社長は3代目になる。しかし、その事業承継は全く予期しない形で訪れた。

小野裕司社長は早稲田大学の理工学部を卒業後、三菱電機に就職し不動産や住宅とは全く無縁の人生を送っていた。父親の事業を継ぐつもりも全くなかったという。しかし、ある日、同氏に父親の急病の知らせが届く。

「非常に難しい病気で余命が1年とのことでした。しかも、あまりに突然のことだったので会社をどうするかについては全く考えていませんでした」(小野裕司社長)

だが、同氏は父親の会社がなくなってしまうことに寂しさを覚え、会社を継ぐ決意をする。しかし、電機メーカー勤務のサラリーマンに不動産の知識などがあるはずもない。そんな中、昭和54年の2月に家業を継いで間もない10月には父親が他界してしまう。入退院を繰り返す8カ月間で事業の引継ぎなどもきちんと行うことができなかった。

宅建の資格を急いで取得し、不動産事業に乗り出す。景気の良い時期でもあり、順調に不動産事業を伸ばしていった。会社を引き継いだ時には小野社長1人だった会社も社員も増え、売上も順調に伸ばしていく。

「会社を引き継いだといっても、親父1人でやっていたわけですから、ある意味創業のようなものでしたね。そのうち、土地絡みでアパート建築事業など建築分野にも進出していくことになります」(同氏)

この続きは工務店新聞9月10日号をご覧ください。

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