大手ゼネコンの研究員から工務店経営者へ転身
パパママハウス(愛知県名古屋市)
村上敬博社長
1部上場のゼネコンの研究員から工務店経営者へ。そんな異色の経歴を持つのが愛知県を中心に年間80棟を手掛けるパパママハウス(愛知県名古屋市)の村上敬博社長だ。なぜ、エリート研究員が工務店経営のために独立したのか。
コンクリートに捧げた15年
1部上場のゼネコンで研究員として、コンクリートの研究に明け暮れる日々。だが、多数の会社が同じような研究を行っていることに疑問を持つようになる。
私は地元の名古屋工業大学で土やコンクリートの研究を専攻しており、ゼネコンに就職後も研究者としてダムやトンネルに使うコンクリートの研究を行っていました。
サラリーマン生活は基本的に私には合っていなかったように思うのですが、15年間研究を続けていました。研究を行ううちに、自分が行っている研究について疑問を持つようになりました。というのも、ゼネコン各社は同じような研究をそれぞれの会社で行っているんですね。同じことを他の会社が行っているのでは、自分がやる必要はないんじゃないかと思ったわけです。
そんな時に、会社の同僚が宅建の資格を取るという話を聞きました。彼は営業だったのですが、私も彼と一緒に受験して宅建の資格を取得したんです。
研究員が宅建の資格を取るなんて、もちろん会社には内緒です。人生を変えるきっかけを探していたんでしょうね。住宅についてはまったくの素人でしたが、会社でのコンクリート研究の意義に疑問がありましたし、とにかく住宅業界に入ってみようと考えました。
それを契機にゼネコンを退職し、出身地の名古屋の工務店に入社して全く知らなかった住宅事業を学ぶことになります。
この続きはリフォーム産業新聞新聞8月25日号をご覧ください。
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