二代目奮闘伝

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篠田工務店(群馬県伊勢崎市) 篠田佳一社長

2009年8月13日

 

シリーズ 【二代目の苦悩】

「先代は経営方針変更にも口出しせず」

篠田工務店(群馬県伊勢崎市)
篠田佳一社長(55)

事業承継というとトラブルや揉め事が多いと思われがちだが、順調な事業承継事例も多い。今回紹介するのは来年で創業100年を迎える篠田工務店(群馬県伊勢崎市)の三代目、篠田佳一社長の事例だ。

設計一筋から工務店経営に

篠田工務店(群馬県伊勢崎市)は創業99年の歴史を持つ工務店。だが、三代目の篠田佳一社長は15年前に事業承継をした当時、工務店経営についてはほとんど何も知らない状態だった。なぜなら、設計士として自分で会社を興して設計のキャリアを積んでいたためだ。

歴史ある工務店を自分の代でなくしてしまうのは忍びないと考えた同氏は自身の設計事務所と平行して篠田工務店の経営を行うようになる。

同氏が篠田工務店の経営を見るようになった当時はまさに地域密着経営、家族経営の工務店の典型といった形の工務店だった。こうした古いスタイルの工務店経営ではこの先、生き残れないと考えた。大きな経営方針の転換を行うことにした。

「事業承継したときには基本的に工務店経営について何も知らない状態でした。だったら、最新の工務店経営ノウハウを0から学ぶために住宅FCに加盟しようと考えました」(篠田嘉一社長)

同社は大手住宅FCに加盟して、これまでの古い工務店の形態から、ある程度数を追う拡大路線に走り始めた。これまでの経営方針からの大きな転換に先代からの反対は全く無かったという。経営を一度全て任せたからには、口出しをしないというのが先代の考えだった。

地域工務店の良さへの回帰

4年前に篠田社長は住宅FCを脱退し、以前から研究していた自然素材を用いた高気密高断熱住宅へと住宅商品を大きくシフトした。
 

この続きは工務店新聞8月10日号をご覧ください。

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