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造った者の責任 愛情を持って定期点検 【榊住建】

2009年8月13日

私はメンテナンスをこう考える

造った者の責任として
愛情を持って定期点検を行う

榊住建(埼玉県さいたま市)
代表取締役家検担当
小山祐司氏(63)

アフターは「設計のレベルアップ」と「次の受注」につながる

自動車は数年おきに「車検」が義務付けられている。住宅においても定期的な検査・点検があってしかるべきではないだろうか。その考えのもと、「家検(かけん)」という呼び名で、1年に1回の定期点検を行っているのが、榊住建(埼玉県さいたま市)小山祐司会長だ。会長自ら行う「家検」の詳細を紹介する。

 メンテナンスは会社の代表者である社長が行うべきだ

「造った者の責任として、造った家を、愛情を持って管理していく。それも企業の責任者である社長(代表者)が定期点検を行う。責任者としては当たり前の行為だ」

これこそが、私が考えるメンテナンスのあり方です。

当社ではOB住宅に対して、「家検」と称した定期点検を実施しています。それも会社の責任者である私自身が行っています。当社は設立して31年になり、OBの住宅は約350件ございます。それらOBユーザーさんに対して毎年ご案内を送付いたします。「今年も定期点検を行います」というご連絡です。ご都合の良い日を選んでいただき、希望日をご返信していただくという形をとっています。都合が付かない方、ご返信の無い方などもいらっしゃいますので、毎年約100件の「家検」を実施しているというのが現状です。

メンテナンスを行う上で多くの工務店は、1年点検、3年点検、5年点検、10年点検というスパンで、それぞれの時期に点検する項目を予め決め、そのスケジュールにのっとって定期点検を実施する形が普通でしょう。
 しかし当社では、毎年、全ての箇所をチェックします。正直なところスケジュールに基づいて決められた箇所をチェックするのは、“工務店側の論理“だと思います。

考えてみてください。人間の健康診断で「1年目は肝臓」「2年目は胃」「3年目は心臓」というように医者の都合で検査をしますか? しませんよね。何歳だろうが、悪い可能性がある部分はすべて検査しますよね? 家も同じように、毎年全ての箇所を確認します。何か異変があれば、精密検査を行い、速やかに対策を講じる。当たり前のことではないでしょうか。

先程お話しましたが、当社では、代表者である私自身が、1軒1軒回っています。普通、社員に任せている工務店が多いと思いますが、是非社長自身で回るべきだと考えております。回れば回るだけのメリットはあります。

この続きは工務店新聞8月10日号をご覧ください。

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