オーバーヒート対策がなければ本当の省エネ住宅ではない!
【一意専心】住宅技術インタビュー
大共ホーム(岩手県滝沢村)
橋本 秀久社長
「3月なのにクーラーなしでは暑くて眠れない!!」。自宅建築の失敗をバネに
国土交通省が募集した「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」に戸建住宅部門で5件が採択された。OMソーラー(静岡県浜松市)、ロクス(熊本県熊本市)など4社は工務店ネットワーク本部だったが、1社だけ地域工務店が選ばれた。岩手県滝沢村で高気密・高断熱住宅を年間約35棟供給する、大共ホーム橋本秀久社長がその人だ。同氏が掲げる理想の省エネ住宅について聞いた。
——省CO2推進モデル受賞、おめでとうございます。タイトルが「省エネ住宅 Q1スタンダード+Eco」ということはQ値が1を切っている住宅ということですね。
橋本 Q値は1以下ですね。ただ、今回の住宅についてはただ断熱性能を追求しただけでなく、オーバーヒート対策も盛り込んだという点が評価を頂いたと考えております。
——オーバーヒート対策? 何ですか、それは。
橋本 そのままの意味で、室内温度の上がり過ぎを抑えることも配慮した上で、断熱性能のアップを図る必要があるのです。
——それは夏場の話ですか?
橋本 いえいえ。冬の話です。当社は20年近く前から、海外の高気密高断熱住宅の研究を行ってきました。15年前、私自身の自宅を、その当時で最高レベルの断熱住宅仕様にしたのです。断熱材は内側にウレタンを120㎜、外側から50㎜。2×6材の間も120㎜のウレタンを施工しました。ガラスはLOW-Eのトリプルガラス。サッシはカナダの最高峰木製サッシメーカー、ローウェン社のものを使いました。サッシだけでも1棟分(70坪)で800万円くらいしました。
この続きは工務店新聞7月10日号をご覧ください。
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