独立の時

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ウェルズホーム 菊地祐司社長

2009年7月10日

 

ウェルズホーム 菊地祐司社長

『あの日、曇っていたら独立していなかった』 

 ウェルズホーム(福島県郡山市)


菊地祐司社長

郡山の有力ビルダーで、効率の高い経営が全国的に有名なウェルズホーム(福島県郡山市)。菊地祐司社長はどのような道のりを経て現在の同社を築き上げたのか。創業当時を語ってもらった。

年収1200万円を捨て独立
北海道の有力ビルダーに入社し、順調にキャリアを積み、出世していく。ところが——。

 

私の出身地は北海道です。19歳で地元の有力ビルダーに就職し、福島支店に24の時に移ってきました。26歳で支店長になり、その後有力ビルダーのグループ会社の郡山の本社で取締役営業部長として営業責任者を務めていました。


ところが、10年前に会社の業績が悪化してきて、それを打破するために不採算店の閉鎖などの対策を取ろうとしたら、それが認められずに何の手も打てない。手を打てばなんとかなるのにそれができない。非常にストレスが溜まりましたね。しかも、私が五月蝿くなったのか、福島支店への異動の辞令が出される始末。しかし、当時の私はサラリーマン根性が染み付いていて独立しようかという思いはあまり無く、安定した収入を捨てて思い切ることが出来ないでずっと1人で悩み続けていました。


 福島への異動の日、荷物をまとめて右に行けば福島、左に行けば自宅という岐路に立ったとき、ふと空を見上げました。非常に綺麗な青空が広がっていて、それが目に入ったときに吹っ切れました。理由はいまだによくわかりませんが、それまで悩んでいたのが一瞬で吹き飛んで、そのまま左の道を通って家に帰り会社を辞めました。「とりあえず、半年社長をやってみよう。駄目ならサラリーマンに戻ればいい」と。

あの日、もし曇っていたら独立はしなかったでしょう。……

この続きは工務店新聞7月10日号をご覧ください。

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