"確実に"家が完成する新たな完成保証を発売開始
施主の二重払いリスクを払拭
GIR(東京都中央区)

地盤保証サービスを行うGIR(東京都中央区)は7月1日より住宅完成エスクローシステム(完成保証)「住まいるガード」の発売を開始する。このシステムによりビルダーに不測の事態が生じた際、施主の二重払いリスクを払拭。バックアップビルダーにより工事を継承し、完成に導く。
最近は相次ぐビルダーの倒産により未完成物件前に精神的、経済的損害を受ける人も少なくない。不安感の広がりから必要以上にビルダー各社が不信感をもたれている。そうした状況を払拭するべく、地盤保証で培ったノウハウを生かし、同システムを開発した。
「住まいるガード」は、施主の建築工事請負代金を、GIR指定の信託口座に信託。その後、検査機関が4回に渡って客観的に検査した工事の進捗度合いを応じてビルダーに支払っていく。
預かっている資金は信託口座で施主ごとに管理。検査後は最短5営業日以内にビルダーの指定する口座に支払われる仕組みだ。
この「住まいるガード」を利用することで、ビルダーは資金回収・資金繰りが安定し、安心して施工することができる。同時に施主は二重払いのリスクを負うことがなく、工事を継承し、家を完成に導ける。ビルダーの倒産に伴う増高費用については損害保険会社が負担するため、一切支払い金額が増加することはない。
従来の完成保証は利用する上でのハードルの高さやバックアップビルダーが事前に決められていないなどの問題点があった。そうした点が改善され、住宅建設に伴うリスクを大幅に軽減できる。
「住まいるガード」の利用対象者はフランチャイズ等に加盟しているビルダーが中心となる。
利用条件は①GIRの地盤保証サービス「THE LAND」②住宅瑕疵担保責任保険③建築工事保険への加入が必須条件。
また、外構工事・追加工事は本システムの対象外となる。システム利用費は請負金額の1%程度だ。
GIRでは本年度中に「THE LAND」を含め、1万件の導入を目指す。